ステンドグラス作家 石戸谷準の代名詞とも言うべき「フッ化水素酸によるエッチング技法」の小さいサイズのステンドグラスパネル作品です。
作品テーマは「PEACE」。
1995年、さだまさしさんの呼びかけで発足した「ナガサキピーススフィア貝の火運動」という団体があります。
「貝の火」というのは宮沢賢治の童話のタイトルで、子兎のホモイを主人公にして、慈しみの大切さを描いた作品です。神様から善行の褒美として授かった「貝の火」ですが、ホモイは増長してたったの6日でその火を消してしまいます。
NPOナガサキピーススフィア貝の火運動は、この「貝の火」を消さないように平和運動を続けていくことを目的にしていて、うさぎはこの団体のトレードマークとしても使われています。
この「PEACE」の作品制作においては、うさぎを始めとして様々な動物たちにピースをさせながら、ホモイのこと、ホモイの両親のこと、ホモイを騙すキツネのこと、最後に登場するふくろうのことを考えました。
そして長崎に落とされた原爆のことも。
●大きさ
たて225mm × よこ225mm
●備 考●
ステンドグラスの周囲は真鍮枠で補強してあるので、窓辺などに直接吊りさげることが出来ます。
●作品は全て「一点もの」です。
在庫のない作品は、時期を見て再制作いたしますが、ガラスの色合い、エッチングの加減により全く同じものというわけにはいきいません。
また、同じにならないように意図的な変更も加えますので、この世にただ1つだけのオリジナル作品となります。
在庫切れの作品を直ぐに欲しい方がいらっしゃいましたら優先して制作しますので、「この商品について問い合わせる」からご連絡ください。
●エッチング技法について●
被せガラス、あるいはフラッシュガラスと呼ばれる透明(または、わずかに色のついた)地のガラスの表面に濃い色ガラスの薄い膜が被せられた二層のガラスを使用し、フッ化水素酸という薬品を用いて濃い色ガラスの膜を段階的に溶かし去ることによって出来る色の濃淡によって繊細で緻密な絵を描くのがエッチング技法です。
このエッチング技法は非常に難しいだけではなく危険も伴うために、エッチング技法によってステンドグラス作品を制作するステンドグラス作家は、日本はおろか世界的に見てもほとんど存在しません。

